2022年3月2日水曜日

色付き楽譜を作る

 テーマ「写真の音を聴きたい」で色を音に変換することを考えましたが、今回はこの対応を使って色付き楽譜を作成してみました。

 約300年前Newtonが光のスペクトルの帯を円柱状に巻き、それを横断面から見た色環という円を考え、この虹の色がドレミ7音に対応していると考えました。Newton以後多くの音楽家・芸術家が色彩と音について議論するようになりました。

音は周波数であるが音の調和を近さと考えるとC音とG音は完全5度の関係にありすぐ隣の音ということになる。G音の隣はD音等など・・・最後にF音の隣はC音に戻る。すなわち、5度圏図が構成される。5度圏図ではC音とC#Db)音は非常に遠い関係にあり不協和な音ということになる(周波数ではすぐ隣だが)。Newtonの色環に対して色相環を考えこの5度圏図を対応させることを考えた。色相の表示も種々あるが12色で色表示に必要な(RGB)値が与えられている表色系PCCS(日本色彩研究所発行)を利用することにした。「C G D A E B Gb Db Ab Eb Bb F」を「2R 4rO 6yO 8Y 10YG 12G 14BG 16gB 18B 20V 22P 24RP」 に対応させる。これが私の考えたColor-Scaleということになります。C(ド)を2R(赤)に対応させるべきかは異論があるが個々人の感性の違い・調の違いであると考えられます。

音長付きの音を楕円で音長付き休符を白の矩形で表示しています。第3オクターブから第5オクターブまでが表示可能です。音符にだけ色を付ける予定でしたが高さが分からなくなるため五線紙(12線紙)にも色を付けました。少し濃い部分が第4オクターブです。例は良く知られている「知床旅情」および「故郷」の譜面です。メロディーラインだけですが。

音を聴くと色が見える(色聴)音楽家たちは本当に色で音を聴いているのでしょうか?私は見えませんが・・・。

知床旅情」

故郷

故郷


知床旅情



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