てくてく里山歩き「矢倉沢往還。小田急渋沢駅～新松田駅」

新型コロナウイルスが少し下火になり久しぶりにてくてくウォークを開催することとなった。 詳細はじゃおニュースに記したので少し写真を載せることとする。

渋沢駅そばにある「国栄稲荷神社」を参拝する仲間たち。 大きな銀杏の木にハートマークの看板が掛けられている。縁結びのパワースポットとある。

急坂を登り峠に出る。峠の集落を眼下に見ながら尾根道を歩く。右に丹沢表尾根が見えやがて篠窪地区へ向かう尾根道を気持ち良くウォーク。

篠窪集落は完全に盆地である。周囲を山に囲まれた閑静な集落。中心は、二階堂氏の菩提寺「地福寺」と「三島社」である。二階堂氏は鎌倉時代に活躍した武将である。800年余の歳月を経た石仏。「三島社」は椎の木がうっそうと茂る自然林の社である。

「三島社」より篠窪峠へ登ると足柄平野や箱根が一望できる「富士見塚」である。今日は一日気温も低くどんよりとした天気の中を歩いたので、足柄平野や箱根の連山が良く見えたということで満足し楽しい昼食の時間を過ごした。昼食後記念写真をといったとき、突然雲が晴れ真っ白く雪化粧した富士山が現れた。一同感嘆の声を上げる。富士見塚から300mほど昔の古道が保存されていて、やっと矢倉沢往還を歩いた気分になった。新松田駅に定刻に到着。参加者11名怪我もなく楽しい里山歩きであった。